プロジェクトが遅延する理由
遅延が発生しないプロジェクトは見たことがない。なぜかを少し考えたところ当たり前だと気がついた。もし90%でできるタスクが100個あったとするとすべてうまくいってスケジュール通りに完了する可能性は0.002% (0.9^100*100) になりほぼ0%になる。だから何もしないでスケジュール通りにうまくいくということは嘘をついているか、すべてのタスクがほぼ機械的にできるようなものか、宝くじに当たるぐらい運がよい時になる。
プロジェクトが遅延した場合の対処法
プロジェクトは絶対に遅延が発生するのでもし発生した場合の対処法を考えたが魔法のような方法はなかった。もし遅延が発生した場合の対処で延々と悩むぐらいであればこの方法ぐらいしかないので機械的に対処するぐらいのほうが気が楽になるのではないかと思う。ここでは内部調整と外部調整に分けて記載してみる。
内部調整
現状の人員、納期、品質を変更しない前提での調整内容をここで記載する。
外部調整
もし自分の管理の範囲内で調整がつかない場合は QCD(品質、スコープ、コスト、納期)をステークホルダーと調整する。たとえば納期が絶対であればある機能をけずるとか、単純に納期を延ばしてもらうとかの調整になる。
上記の対処法をうまくやればほとんどのケースは対応可能と考えられる。ただし最後の外部調整がうまくいかない場合は厄介なことになるだろう。正直言うと自分はこういう調整が好きじゃないしできればやりたくないので予防、調整しやすくする、メンバーで勝手にやれる方法を考えたい。
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